葬儀の料金は抑えられる　安いプランを検討してみよう

葬儀費用の相場は全国平均で100万円を超えると言われています。規模や形式、地方の習慣により変わってきますが、事前に準備を整えておけば料金を安く抑えられます。例えば、一般的なプランでは100万円以上と高額となってしまいますが、最近は「家族葬」を選択する方も増えています。

参列者を親族や親しい友人に限定する中規模プランで、50名以内を想定しています。業者により違いはありますが、価格帯は全国平均で50万円程度と一般的なプランに比べ費用がかなり抑えられます。費用を極力抑えたい場合は火葬プランを選択するのもよいでしょう。

通夜や告別式を執り行わず、身内とごく親しい方のみが参列するプランです。葬儀を執り行う際には、最初の見積もりに追加料金が発生しないか確認する必要があります。必ず総額で確認し、はっきりと金額を提示しない業者への依頼は避けましょう。

霊柩車や遺影写真にもランクがある

葬儀プランは色々ありますが、料金が高いプランには、豪華な祭壇や高級な素材の棺が使用されていることがほとんどです。ランクにこだわらないと言うのであれば、葬儀の料金を低くすることができるでしょう。ただし、祭壇や棺の単価を葬儀社に聞き、納得のいくランクを選ぶことが大事です。

また、祭壇や棺にランクがあると言うことは知られていますが、ランクがあるのはこれらだけではありません。霊柩車や遺影写真にもランクがあります。霊柩車は国産車や高級外車を選ぶとかなりの料金がかかるでしょう。コストを抑えたい場合は、寝台車を霊柩車として使用することです。

遺影写真は、当然白黒よりもカラーの方が高額になります。また、写真を照らすバックライトをつけたり、写真をスライドショー形式で見せる演出をつけたりすると、価格はかなり跳ね上がります。